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3. 両面溶接の採用基準のポイント
設計図面に溶接指示を記載する場合は、強度的に必要な部分は全溶接(両面溶接)、不必要な部分は、断続溶接の指示を明確に記載しなければ品質とコストのバランスが悪くなります。
両面溶接は板厚によって溶接方法を分けることが品質と強度を兼ね備えることにつながります。板厚別の一般的な溶接判断は上記のようになります。
設計技術者は両面溶接が必要な箇所には、板厚を考慮した的確な指示が求められます。品質と製作工数のバランスを考えながら、完全溶け込み溶接が必要かどうかまで考えて図面を完成させることが重要になります。
ステンレスタンクの品質向上における勘どころ
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